工事保証について

工事における保証は保障であはありませんので、建物を守ると言うことではありません。
工事内容が契約どおりに行われていて、その工事の内容が結果となり、数年にわたり著しい欠陥を生じさせないことを請け負い、万が一何かあったときはそれを是正すると言うことです
塗装工事の保証期間、特に改修工事の場合は任意に期間を定めない限り2年です。
これでは短いため、各社競争して、長期保証をうたい工事を受注しますが、
  • 本当にその年月のあいだ塗装は持つのか。
  • 何かあった場合に本当に是正をしてくれるのかどうなのか。
  • 又、明らかに塗装(塗膜)の対応年数より長い保証をした場合にはその保証自体が有効かどうなのか。
いささか疑問です。

塗装改修工事をした際、その塗装(塗膜)が今後何年の対応年数があるかどうかは

  1. 建物の立地条件
  2. 建物の工事前の状況
  3. 建物の使用環境 等

で大きく左右されますので同一の仕様でも同じ対応年数があるとは言い切れませんが、塗料メーカーの方でおおよその対応年数を設計しています。

これを保証する場合、塗膜の劣化が起きているにもかかわらずそれ以上の保証はありませんから、いつの時期が適切かと考えた結果、塗膜対応年数の約半分の年月で著しく塗膜の劣化が始まるという各塗料メーカの共通した認識があるため、それが保証できる適切な保障期間だと弊社は判断します。

次ページの表を参考にして下さい。

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